みなさん、こんにちは!
今回は文化の秋に能に親しむことをテーマにイベントを企画しました。
女性能楽師として活躍されている村岡聖美先生をお招きして、能解説を気軽に楽しみながらランチができるワークショップ型のランチ会です。
【能について】
お能は日本の古典芸能の源流です。歌舞伎や文楽には能の演目が元ネタにした演目が多数あります。能の安宅は歌舞伎の勧進帳になったりしております。
能は田の神に舞を奉納する田楽や言祝ぎ(ことほぎ)をする翁など、神事より発生した芸能とも言われています。
また、江戸時代に式楽として幕府に保護をされており、舞は肩より上には手を上げません。
それは、攻撃をしない意志の現れでもあります。
能の成立ちや式楽であったという観点から鑑賞すると、また感慨深く、新しい見方ができるかもしれません。
今回の演目解説のテーマは「紅葉狩」です。
【イベント概要】 場所:カフェレストランSAKURA銀座 東京都中央区銀座7丁目10−1 グレイスリーホテル3階 地図はこちら
== 当日の流れ == 11:30開場 11:40 開始会の趣旨説明、村岡先生による能のミニ講座 12:00ランチ開始 12:30 能演目「紅葉狩」の解説 13:00終了
定員:20名 参加費:6,500円
☆こちらのページから人数分の参加チケットをお求めください。
== 参加費に含まれるもの ==
講座代、ランチプレート代
12/24国立能楽堂公演第一部「紅葉狩」チケット
(追加1,500円を当日決済で一部二部の通しチケットにグレードアップできます。)
【能「紅葉狩」あらすじ】
所は信州(長野県)戸隠山。四方の梢も色付く秋の夕暮れに、上臈(高貴な女性)達が紅葉狩の酒宴を楽しんでいる。
そこに通りかかったのは狩りの途中の平維茂一行。
女達に引き留められて酒宴に加わるが、いつの間にか寝入ってしまう。
夢の告げで女達の正体を悟った維茂が目を覚ますと、そこには恐ろしい鬼に姿を変えた女達がいた。
維茂は夢中で授けられた霊剣を手に、鬼女達に立ち向かう。
☆このイベントで聞けること
①能についてミニ講座
②紅葉狩の演目解説
【能楽師村岡先生からのメッセージ】 「紅葉狩」は後の世には歌舞伎や文楽にもなっている非常に人気の高い演目です。 前半の美女達の紅葉狩の様子、後半の戦いの場面など見どころが多く、初めての方にも楽しんで頂けると思います。 ちょうど紅葉の美しい季節、戸隠山の鬼女伝説に想いを馳せてみては如何でしょうか?
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